交野ヶ原の祭2          出 初 式


2010年1月10日、枚方寝屋川消防組合・枚方市消防団・寝屋川市消防団の出初式が淀川河川公園の太間地区で開かれた。


1000人を越す団員がそれぞれの団旗を先頭に整列していた。



88台の消防車両を背景に、江戸火消しから伝わる梯子乗りの妙技が見事に披露された。







淀川に向かっての一斉放水ではきれいな虹が架かった。











帰路、太間天満宮にたまたま寄ると、境内にある火の見櫓に先ほどの出初式で使ったホースを干しているところだった。

なお境内には、樟(樹齢200年、樹高15m)や榎(樹齢250年、樹高17.5m)の大木が茂っていて、火の見櫓は周りの木々よりも背が低かった。











実は、寝屋川市消防団 第2方面隊 第2分団 太秦班の消防車の車庫が境内の北側(公民館の隣)にあったのだ。










【太間】
淀川のこの辺りは古代からよく決壊して、その場所は「断間」「絶間」と表現されていたが、江戸時代には「太間」という文字が当てられるようになった。
しかし今でも、この近くの水路に「絶間橋」が架かっていて、昔の呼称が残っている。