獅子窟寺の谷と山を歩く−13          配水池 第Aルート


  高区配水池から南東方向に沢沿いに進み、獅子窟Aコースの中ほどで土生川Cと出会う。延長 : 800m。

    

配水池@ルートで高区配水池まで降りて、配水池北側から、このAルートを上がるのは結構面白い。水が豊富なルートで、道も濡れていることが多い。


左写真のように、流れに沿って、割合広い道を歩く。

右写真は250mほど上流の分岐点。
川は左右から合流し、道は左の川沿い、中央の緩やかな尾根道、右の川沿いの3本に分岐している。

本ルートは右の川沿いの道を進む。







岩がゴロゴロしている道を上っていく。


右写真は、石を積んだ素朴な堰で、1mほどの段差がある。



















この道の魅力は、道に倒れ込んでいる倒木の多さである。上下左右4枚の写真は楽しいではないか。

















左写真のように、やがて、行く手を藪で遮られる。左に作られている道を上がっていけば、Bルートである。
本ルートは、真っ直ぐに藪の中に入り、流れに沿って進む。

右写真はココで見つけた散乱している小鳥の羽。多分、猛禽類に1羽がまるまる料理されたのだろう。









沢の苔生した石には沢ガニが一匹いた。
そっと写真を撮ってやった。



いよいよ山に取り付くのだ。
右写真の斜面を真っ直ぐに登る。左手に沢が写っているが、段差2mくらいの堰になっている。








斜面を登ると、道がついている。
風化した花崗岩が木の根っこで割られて、落下したばかりの石が転がっていた。

この道の下側から竹林がどんどん広がってきているようだ。竹林の疎らなところを通り抜けて、南に上がる谷筋に入る。









岩がゴロゴロしている割合広い谷を上っていく。













獅子窟Aルートの八畳岩(はっちょういわ)のすぐ東の尾根道に出た。
土生川Cルートとお見合いの形だ。