きさいちハイキングMAP ショート絵巻 巻3  交野山・観音岩


(石仏の道)〜交野山・観音岩

交野ヶ原周回コースから(神宮寺の東南の)石仏の道に入った。(2001年10月27日夕刻)
天平時代に交野山(コウノサン)の麓に建立された大寺・開元寺が、鎌倉時代に交野山の山頂付近に移され、岩倉開元寺となった。
この岩倉開元寺への参道が今の石仏の道らしい。その昔は、人通りが多く、賑わったのだろう。
(岩倉開元寺は、織田信長軍によって焼かれたとのこと。)

民家を過ぎるとすぐにみかん畑があり、ちょうどみかん狩りをやっていた。
第一石仏を過ぎると、林道工事中のため通行止め。やむをえず、山に登る迂回路らしい階段道を進むことにし、バイクを担いで登り始めた。
この道は大変な道だったが、階段をバイク担いで戻るのはさらに大変だ。前進あるのみ。
途中の見晴台で、交野山(コウノサン)の観音岩が見えた(下写真の中央、15:57)。





一層険しい階段道を登り、やっと、観音岩が近づいた。
(左写真、16:25。岩の上にハイカー3人が小さく写っているが、見えないか?)

あの岩は、8間(15m)四方の大岩だ。


観音岩の下にバイクを置き、カメラを持って勇躍、巨岩に登った。
確かに360°の展望が広がっているが、写真の撮りようがなかった。




傍示の里ハイキングコースの真っ暗な林の中を突っ走って、家路に向かった。