第2京阪自転車道−2−3 第2京阪・天王周回3
(初詣2011)
2011年1月3日(月)、第2京阪道路から京田辺市の天王地区と高船地区を周回する初詣に出掛けた。
走行距離 38km、home発 11:00、(昼食休憩12:05〜12:40)、home帰着
16:45 (正味所要時間 5:10)
A)軌跡map by ハンディGPSマップ
ASG-CM11 (青線は午前、赤線は午後)
flag1:自宅発着。
flag2:尊延寺の興龍(氷室信号の手前左手)でランチ休憩。定番の回鍋飯ホイコーハンと台湾ラーメンのセット。
flag3:朱智神社。
flag4:極楽寺(天王)。
flag5:笠上神社(高船)。
菅原神社。
flag6:天田神社。
B)速度高度グラフ
左写真、藤田町の狭い路でロウバイが咲き始めていた。南天の朱い実とよく合い、新年を寿いでいた。
右写真、その3m東側のロウバイはまだ蕾が固かった。コチラは家の陰になっていて日当たりが悪いのだ。
実は大きく写っているのは去年の実で、小さいのが蕾である。コチラの木は、毎年、多くの実を付ける。
1時間ほど走って、尊延寺の興龍でランチ。
天王のバス停手前の細い急坂を上がって、
左写真、冬の牡丹園「無二荘」。 13:00
右写真、天王集落の落ち着いた家並みを撮っていると、子供がモデルになってくれた。
急坂道を自転車を押し上って本日メインの
左写真、朱智神社に到着。
(標高280m)
右写真、二の鳥居の下に駐輪。
左写真、前に来た時もそうだったが、ココの石段は左前方からの木洩れ日で厳かな雰囲気だ。(午後だから?)
右写真、拝殿で参拝する。 13:30
ただし、3日も午後になっていたので、初詣の片付けが始まっていて、何十本と供えられていた1升瓶も軽トラックに積込み中だった。
来年からは元旦か二日に来よう。
左写真、一番上の段の大燈籠は右側だけが残っている。文政年間のモノで、「氏子
平左エ門」とだけ彫られていた。文化文政の粋を感じた。
ちなみに、二の鳥居下の燈籠は
右写真、「寶暦」のモノだ。
急坂を降りて、右折。
左写真、極楽寺の門は閉まっていた。
(そういえば、前回は右手の潜り戸を開けて入ったが、今日は正月でもあり、憚られた。)
なお、天王山極楽寺は浄土宗知恩院派の寺院で、鎌倉時代末期の開基。
右写真、今年、法然上人800年大遠忌に合わせて、「五重相伝」の法会が行われる。
極楽寺は、天王にも高船にもあり、いずれにも石塔が残っている。( 石塔と石仏HP)
【五重相伝】 from 浄土宗HP
浄土宗の念仏の教えを、檀信徒に五つの順序にしたがって伝える法会。現在は五日間にわたって行われることが多い。この法会は、教えの真髄や奥義を伝えるため、初重から第五重まで、お念仏の信仰を深めるための話が順序にしたがってなされる。
左写真、極楽寺の上の夢殿は眺めが素晴らしい。素朴な正月飾りが華を添えている。
右写真、竹林もいい雰囲気だ。
左写真、天王集落の中心地に戻り、バス停まで下りた。 14:00
自販機も冬場は止めてあって、コーヒが飲めなかった。
天王から高船へは、今回、下の道を走ったが、棚田が広がり、気持ちよかった。
右写真、初詣の焚火用だろうか、檜の丸太が切り出されていた。
登り坂が結構きつかったが、
左写真、高船のバス停に到着。 14:30
右写真、笠上神社。 (標高300m)
前にも会ったお爺さんの話:お稲荷さんではないが、狐と朱い鳥居。同じ系統の神様か?氏神さんは石船神社。
西に向かい、京都府京田辺市から奈良県生駒市に入る。
左写真、県境近くの最初の池は凍っていた。
団栗を投げたら池の面を撥ねていった。
右写真、三番目の池も凍っていた。
石ころが滑っていった。
高船口バス停に出て、狭戸セバト、(生駒市の)傍示を経て、(大阪府交野市の)傍示へ。
左写真、傍示の菅原神社。 (標高270m)
少し傾いた鳥居の前に、正月の”砂もち”の輪が描かれている。(砂というより土だが。)
丸や線の”砂もち”が描かれた細い山道の参道を上る。
石段を両手も使って登って、
右写真、菅原神社のお社。
左写真、小さいが、彫り物も立派なお社だ。
右写真、社の上から写したが、”砂もち”がココまで描かれている。
左写真、石段の傾斜は約50度もある。
傍示から森南へ快適に下る。
右写真、天田神社の提灯が灯っていた。
左写真、本日最後のお参りをする。
御神酒を大きい方の盃になみなみと注いで頂いた。
右写真、初詣はしごサイクリングは無事終わった。 16:00
【メモ】
1)天王から高船への道: 下の道は棚田の広がりがあって、気持ちいいが、終盤の上りはきつい。
2)高船集落から西に向かう山道: 天王周回の最短帰路コースだが、ハイキングMAPに階段があると記されていた。確かに勾配はきつそうである。