第2京阪・国見山−1     国見山・白旗池・傍示

山路を少し押すことにはなるが、国見山を経由するサイクリングは魅力的である。
大まかな標高は、
 ・ 第2京阪道の津田サイエンスヒルズへの入口 : 100m
 ・ サイエンスヒルズの中腹のカフェ「パノラマ」   : 150m
 ・ 国見山の階段下                   : 280m
展望の素晴らしいカフェでランチにするために、50mを漕ぎ上がり、ハイキング路を130m押し上げれば、
1)山路を東に下りて、尊延寺へ。
2)枚方市野外活動センターを経由して、えびこ道の急坂を穂谷へ。
3)野外活動センターから畜産団地、京阪奈墓地公園方面へ
 その先は、市道穂谷狭戸セバト線(生駒市高山溜池の北東に高山狭戸バス停あり)を北上も、南下も、あるいは東の山路から穂谷の奥の棚田、さらには京田辺市の天王に至ることもできる。
4)交野市に入り、白旗池を経由するのは最も魅力的で距離的にも短いコースである。

1回目は、白旗池コースだ。

2010年7月2日(金)は梅雨の真ん中ではあるが、どうやら1日雨は降らずに持ちそうなので、国見山・白旗池サイクリングに出掛けた。
第2京阪自転車道を経由の全体走行mapを次ぎに示す。

左のmapにflagが7ヶ所ある。

flag1:山之上の自宅発着。

津田サイエンスパークでランチの後、
flag2:国見山ハイキングコースに入る。

(山路:1km)

flag3:国見山。

(山路:1.7km)

flag4:白旗池。

ココから車の通れる道。

flag5:交野カントリーの倶楽部ハウス前。
flag6:
大阪府と奈良県の境界。

flag7:長者の湯・水春で汗を流す。


下図は、目玉部分のクローズアップ。



走行距離:34km。 home発11:45、home着17:40。

 



左写真、津田サイエンスヒルズの中程に津田サイエンスコアという施設があって、ヒルズ・カフェ パノラマ(tel:072-858-9155、第2、3火曜日定休)がオープンしている。
ここで、ランチにした。
見晴らしがよい。天気がよければ、比叡山、京都タワーも見えるそうだ。

右写真、ヒルズの奥、上には仁丹の大阪テクノセンターがある。








津田サイエンスヒルズ立地図
左図の森下仁丹の右上に国見池があり、その横から国見山自然巡回緑道に入った。


枚方市のHPによると、”昭和45年、大阪府の提言により、安全で快適なみち「緑道つくり」をめざして、府下の緑道計画調査が昭和46年にまとめられました。”

大阪環状自然歩道と言う「北は大阪府能勢町の府民牧場から、南は泉南市にある府民の森ほりご園地まで、
東海自然歩道や生駒縦走歩道、ダイヤモンドトレイルなどをつなぎ、約300kmにおよぶ長距離ハイキングコース」があるらしい。


国見山・交野山ハイキングコースは枚方市、交野市にまたがるコースだ。










左写真、ハイキングコースの入口。
右手に国見池があり、ローカルな話だが、国見池が源流のガラト川は藤田橋の直ぐ下流(村野)で天野川に注いでいる。


右写真、
すぐに森に入っていく。
自転車は押す。







左写真、画面中央に「夫婦岩」と呼ばれる2つの大きな岩が見える。



右写真、
国見山頂上は右手の階段を上って2分。







左写真、国見山頂上(285m)からの眺め。北方向。左手に第2京阪、中央部は枚方国際GC。

右写真、
西方向。

津田城】楠木正成の末裔の津田正信が延徳元年(1489)に、国見山に津田城を築城。以後4代・100年この地を治める。
3代・正明は三好長慶と結び、交野・茨田・両郡で1万石を領す。4代・正時の時、織田信長の河内平定のため国見山城も焼き払われた。
その後、信長の臣下となり、次ぎに山崎の合戦で明智光秀に味方し、豊臣秀吉に津田氏は滅ぼされた。







左写真、清水谷・JR津田駅方面に向かう作業歩道3への分岐点からは階段コースの右手に斜路があって、上りやすい。



右写真、
左へ行けば、枚方市野外活動センター。
右へ行けば、交野市の白旗池、ふれあいセンター。
今日は右に。






左写真、明るい森の道を走る。



右写真、
せせらぎに沿って走る。
左右は交野カントリー倶楽部の敷地のはず。







左写真、ゴルフコースの下をくぐるトンネル。



右写真、
気持ちのいいトンネルだ。








左写真、左手に白旗池が見えてきた。


右写真、
白旗池を南の堤防上から見る。

ほしのまち交野HPに、”交野山の北の窪地状の谷を堰止めて造られた池。海抜240m、深さ10〜20m。面積は、2.75ha。
堤防から南に円錐形の交野山の頂上が望まれる景勝の地。”と紹介されている。



この辺りは、交野いきものふれあいの里ふれあいセンターの建物内でゆっくり休憩し、勉強させて頂いた。
アカショウビン、ヤマセミ、オオルリ、ハイタカ、フクロウ、アオバズク、コノハズク、・・・、鳥の剥製は特に値打ちがあると思った。



ふれあいの里を南に出て、南下した。

左写真、交野山(341m)へ北から向かうコースの入口。
交野山は交野のシンボルである。


右写真、交野カントリー倶楽部の4番ホール







左写真、この辺りの車道は交野カントリー倶楽部の道なのだ。



右写真、
交野山へ南から向かうコースには三宝荒神の赤い鳥居が建っている。
交野山の巨石も面白い。







左写真、交野カントリー倶楽部のクラブハウス。



右写真、
大阪府道・奈良県道7号(枚方大和郡山線)を南に(奈良県側に)向かう。








左写真、懐かしい(奈良県生駒市の)傍示の棚田が見えてきた。



右写真、
集落を見て、右折。








左写真、傍示の道を西に向かう。



府県境の峠を越えると、
右写真、菅原神社の鳥居が見えてくる。








左写真、菅原神社の鳥居。



右写真、
ようやく自販機に出会って、ポカリを飲み干す。









左写真、ココから始まる林の中の下りは素晴らしい。
この楽しみのために、白旗池から北上して、源氏の滝を通るコースを取らなかったのだ。
(この道の通行止めは先月解除になったとのこと。)



右写真、
林を抜けて、人家が見えるところに見事な紫陽花が咲いていてくれた。



河内磐船でJRをくぐって、第2京阪に出る。



左写真、寝屋川の水春に寄って、汗を流した。










【国見山へ行く最短コース】

4日前の6月28日に走った国見山への最短コースを記しておく。
寄り道一切無しで走ると、2時間20分だった。