自彊術memo-6   
  自彊術 腕の療法


1.術者は右手で相手の右手を握り、左手を相手の右肩に当て、握った右手を強く引っ張る。(5,6回)


2.術者は相手の右肩を支えたまま、右手で相手の右手の指を1本ずつ引っ張る。






3.術者は左手で相手の右腕の肘を掴み右手を引っ張る。


4.術者は左手の平に相手の右手を載せ、右手の親指と人差し指で、指を1本ずつ、指の付け根の側面を指先に向かって揉み、次ぎに指の背と腹を同じように揉んで、最後に指先を掴んで引っ張り、ポンと離す。


5.相手の合谷ゴウコクを数回押してから術者の親指先の側面で手の甲の骨と骨の間を、指先の方に向かって揉む。




6.術者は相手の手の平を上に向けさせて両手の小指を差し込んで、手の平の真ん中を数回圧す。親指を交互に使い、相手の手の平を、指先の方に向かって揉む。
まず外側、次ぎに内側と、繰り返し数回揉む。


7.術者は相手の右手首を両手で握り、親指を揃えて、相手の腕を肩と水平ぐらいにまで引き上げる。次ぎに、引き上げた腕をそのまま下へ下げる。これの繰り返し。(5,6回)


8.また、手首を図のように持って、軽く振る。



9.まず相手の親指を手の中に入れて軽く握り拳を作らせる。術者は相手の腕の付け根のところから、右手と左手で内側に軽く力を入れて捻り、手首の方に向かって揉み下ろす。次ぎに外側に向けて、同様に揉む。(3回) 雑巾を絞るような感じ。


10.術者は相手の手を自分の膝の間に挟み、両手を重ねて相手の腕の付け根から手首の方まで、膝を曲げたり伸ばしたりしながら、揺する。(5,6回) もう一方も同様に行う。