E.胃腸科

1)前立腺

阪口医院で胃の内視鏡検査を受診するために、森川クリニックを紹介された。

1)2011年1月19日(水)に胃内視鏡検査受診

@ 当日の検査結果説明
腫瘍があり、潰瘍があり、ピロリ菌がいるそうな。


【ピロリ菌】 from 日本橋大三クリニックHP
ピロリ菌:
2〜3×0.45μmの大きさのらせん状をした細菌で、4〜8本のしっぽ(べん毛)があります。このしっぽをヘリコプターのように回転させて胃の中を移動することから、ヘリコバクター・ピロリ(正式名 Helicobacter pylori)と名付けられました。(ギリシャ語helix:螺旋) この「ピロリ」という印象に残るかわいい名前はどこからきているかと言うと、幽門という胃の出口を意味する「ピロルス」から取っています。
感染経路:
日本では年齢とともにこの細菌を持っている人が増えていき、50歳以上では約70%の感染率で、全国民の約半数が感染しているとされています。人から人への経口感染(口から口)がほとんどで、家族内での母親から子供への感染(たとえば、一度口に入れた食べ物を子供に与えるなど)などで多くが幼少時に感染します。上下水道の普及率の低い、衛生状態の悪いところではピロリ菌が繁殖しやすいため、感染する人が多いとされています。従って、戦後の衛生状態が悪い時代に生まれ育った人は高い感染率となっているのです。

【ヘリコバクター・ピロリ菌の検査】 from 金沢赤十字病院HP
ヘリコバクター・ピロリ菌という細菌が胃に感染していることが胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因の一つであることがわかっています。胃潰瘍なら8から9割の人が、十二指腸潰瘍ならほとんどの方が、このピロリ菌を胃の中に持っています。潰瘍をくりかえしている人がピロリ菌の治療をすると、潰瘍の苦しみから解放されることがよくあります。日本人はピロリ菌を持っている人が多く、高齢の人ほど多い傾向があります。ちなみに40代の方では半分ぐらいの方が持っています。また、1994年にWHO(世界保健機構)はこのピロリ菌を胃癌の原因の一つとしています。
ピロリ菌がいるかどうかは、内視鏡で潰瘍がみつかった場合に、その場で胃の粘膜を一部採取してすぐに診断できます。結果は10分から1時間でわかります。
もし、胃にピロリ菌が感染しているとわかった場合、1週間お薬を飲むことにより約8割の確率で除菌(菌がいない状態にすること)することができます。除菌が成功したかどうかの判定は、胃カメラを飲まなくても呼気テストという簡単な方法で行えます。


2)2011年1月26日(水)