琵琶湖ショート絵巻 巻7     海津大崎2004


2004年は桜の開花が早く、また多くの人が花見を存分に楽しんだようだ。
4月10日(土)は奥琵琶湖・海津大崎の桜も満開で、初夏の陽気の中、カヌーからのお花見を楽しむ人も多かった。
私も午前は、井戸端海議主催者のTO−BEさんが幹事役の「海津大崎お花見」に参加し、午後はクラブ・ザ・ファルトの4月の定番ツアー「海津大崎お花見」に合流した。


午前の部は、マキノビーチ(高木浜)に集合である。
左写真は、ビーチに並べられた色とりどりのカヌー。
遠景の岸辺には海津大崎の桜が白く写っている。


右写真は、マキノビーチの東端にある「湖のテラス」。
湖からも恰好のランドマークである。
(塔屋の螺旋階段を上ると地上高約10mの展望デッキに出られる。)





左写真、海津大崎の桜を目指して漕ぎ進める。



右写真は、海津東浜の湖岸浪除石垣。
風波による水害を防ぐために、元禄年間に築かれたもので、東浜668m(367間)、西浜495m(272間)に渡って続いている。









湖岸沿いの桜を西端から順番に眺めながら、ゆっくりと漕ぐ。










湖岸道路は東行きの一方通行になっている。自転車もよく見る。歩く人は列をなしている。



右写真は、ひっそりと咲く一本の山桜。カヌー花見の醍醐味である。
(大崎の突端部で、道路はトンネル。)







左写真は、ランチ宴会の浜。TO−BEさんがミニ七輪とダッチオーブンを持って来て、焼き鳥と焼きソバを作ってくれた。


たらふく飲んで喰った後、今夜マキノビーチでテント泊の皆さんに一旦別れを告げて、私はクラブ・ザ・ファルトに合流すべく、大浦に向かった。


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ザ・ファルトは、JR永原駅前に集合して、大浦川を下り、琵琶湖に入ってくる。





左写真、前方の赤い桟橋は二本松水泳場。


わずかながらも葦原が残っていて、その向こうに桜が見えるのはうれしいナァ。









左写真、花を愛でながら漕いでくるクラブ・ザ・ファルトの面々と久し振りに出会う。


右写真は、西日を浴びる海津大崎・一本桜。
この桜はちょっと陰がある方が似合うと思った。

ザ・ファルトの仲間は、海津大崎の少し東の小さな浜にテントを張るので、私はココで別れて、マキノビーチへ向かう。
帰りは直線コースを漕ぎ、JRで帰宅。

(翌日、別の陸の花見宴会があるのだ。今年ほど桜を堪能した年はないナァ。)