琵琶湖ショート絵巻 巻11       強風の近江舞子→今津


クラブ・ザ・ファルトの2005年9月例会の案内は次の如しであった。
  1 日時:9月23日(金・休)〜24日(土)
  2 集合:近江舞子北浜・ホテル近江オオツカ前 23日午後1時
  3 出艇:午後2時
  4 宿泊:安曇川河口付近キャンプ泊
  5 翌日24日、今津まで

私はチョット早い目にと、12時に近江舞子駅に着いた。しかしなんと言うことか、皆さんはその何時間も前に来られていた。
年のせいで目が早く覚め、覚めるとファルトのツアーがうれしくてうれしくて、家でジッとしていられないのだ。
まさに子供の遠足だ。


左写真、定刻に近江舞子の白砂青松を出艇し、北東に進む。遠景に白髭神社の山が見える。




右写真、白髭神社の手前の鵜川の辺り。JRの高架が湖岸近くを走り、トンネルに入っている。







左写真、白髭神社の山の先の湖中には赤い大鳥居が写っているはずだ。




右写真、わずかな浜辺に着艇して上陸するも、コンビニはガソリンスタンドに変わっていて、今夜のビールは調達できなかった。
(前方は大鳥居)






左写真、白髭神社の大鳥居をくぐって艇上から略式で参拝した。


参拝の仕方が悪かったのか、萩の浜の沖で北の風と波に苦しめられた。



右写真は湾を渡ってようやく陸が近づき、波、風が収まったトコロ。画面右手は近江白浜。





左写真、白髭神社の方を振り返ると、秋の夕日に墨絵のように浮かんでいた。(17時を過ぎていた。)




右写真、予定の安曇川までは進めず、手前の緑地にテントを張ることにした。







左写真、翌朝6時過ぎ。琵琶湖の横幅の一番広い対岸から朝日が昇ってきた。

この日も、旧安曇川町を過ぎ、今津が見え始めると、迎え風に攻められた。
漕ぐのを休めば沖に流される。チョットずつ進んで、やっとの思いでゴール。

西友のウナギとビールの味は格別であった。