山陰海岸ショート絵巻 巻2     浜坂→諸寄→白兎海岸                                  

                                        諸寄からは、クラブ・ザ・ファルトの例会
 

1998年7月。クラブ・ザ・ファルト例会の日本海シリーズは今回、兵庫県西端の諸寄から鳥取県の浜村までの予定である。
私は前日、諸寄の手前の浜坂で一人民宿に泊まり、温泉に入って山陰の幸を味わった。
(先月も泊まったのだが、例会が強風警報で1ヶ月延期になったので、また来たのだ。)

宿の部屋から写した2枚の写真。左は、組み立てた赤いカヌーが中央下に小さく見える。
右は、西方向のの浜坂漁港。 

            

浜坂を漕ぎ出して、ツアーの出艇・集合場所の諸寄海岸(JRで一駅西)に向かう。

   まずは、小雨模様の浜坂漁港を目指す。         イカ釣り漁船は、今朝帰ってきたのだろう。     暫し雨が止んだ。浜坂の西の矢城ヶ鼻を越える。
      

            諸寄に向かって回り込む。                                 やがて、諸寄漁港が見えてきた。
     

諸寄に着艇。
        


雨の中、出艇準備を終えたクラブ・ザ・ファルトの仲間と諸寄を漕ぎ出し、西へ向かう。
その日は、鳥取砂丘の東端の岩戸の漁港で上陸し、テントを張った。
翌朝、6時半くらいに出艇。砂丘沖を漕ぐ。


                  クラブ・ザ・ファルト例会の鳥取砂丘付近でのスナップ
        
         アップは、 the FALT 仏の代表・吉田 究(キワム)

鳥取港、鳥取空港を左手に見ながら漕ぎ進む。
例会ゴールの少し手前の白兎海岸で、小生は上がることにした。Ky氏、Ki氏も手を挙げられた。
白兎海岸に寄せる来る追い波で、ランディング時にこけてしまった。Ky氏、続いてKi氏も同様。


ここで小生の艇に1年前に取り付けた電動ビルジポンプ(右写真、排水能力:13L/分)を初めて実動した。
スイッチを入れておくと、2艇の応援をしている間にほぼ艇内の排水が終わっていた。
何かの場合には強力な助っ人になりそうだ。
(小生の場合、ポンプの下側に付いている金属の重り円板を取り外して軽くし、ファルトの合板フロアボードを丸くくり抜いてポンプをはめ込み、ベルトで固定している。)