屋久島半周

                          栗生→安房→宮之浦  栗生川と安房川の溯り
      1997年11月に、クラブ・ザ・ファルト の例会(10名参加)で、屋久島の海を漕いだ。

      仲間と天気に恵まれ、屋久島と鹿児島のカヤッカーにも迎えられ、素晴らしい南の島であった。


【11月22日】

それぞれが入手できた(3連休の)切符で現地に入り、安房港待合室に集合。総勢10名。
本日は、屋久杉ランドを散策し、水の源を訪ねた。栗生の民宿「亀」泊まり。


【11月23日】    (漕行距離:40km)

             小春日の屋久島の海 漕ぎ始む

 7:15 栗生浜を出艇し、まず、栗生川を上る。
                   
       


 8:05 栗生から反時計回りに漕ぎ出す。

     中間漁港                                    湯泊あたりか
       
                        黒潮の白き底見ゆ 屋久の海
       
                         屋久島の 黒潮飛べる魚かな

12:40 尾之間の漁港スロープに着艇。少し遅い昼食。(屋久島のシーカヤッカー・中馬氏と市川氏が出迎えて下さった。)
                 
                    屋久の海 カヌー仲間に案内され

12:40 トローキの滝で暫し休憩。
            
           トロ−キの滝しぶきあげ 海に落つ          トローキの上流には千尋の滝がある

15:15 珊瑚礁の海を漕ぐ。
                  
                      珊瑚海 魚の泳ぐ姿あり
           
                            屋久の海 飛魚飛びて 亀泳ぐ

17:20 安房2km手前、Q太郎見えなくなる。市川捜しに戻る。Q太郎沿岸漕行合流。 と、「京谷メモ」に記されている。
     実は波が少し出てきて、疲れもあり、漕力が衰えたので、波を防いでくれる岩陰を漕いでいた。漕ぎやすかったのだが、
     行けるところまで行ってしまったので、岩陰がなくなり、右に90°回転し、寄せ来る大波に立ち向かわざるを得なかった。


                  屋久海で 大波かぶり 気持ちよか


18:00 安房川を少し遡って上陸し、「水明荘」に全員、無事到着。 中馬さん、市川さん、お世話になりました!

              安房川で鹿児島行きのジェットフォイル船トッピー号最終便に出会う
                
                  秋日暮れ 無事安房に たどり着く

       鹿児島から来て下さった福永氏他3名のシーカヤッカーも含め、10名+2名+4名の大宴会になる。
        (今回、所用のため参加できなかったザ・ファルト代表の吉田究先生からツアー計画を聞いた吉岡嶺二氏の御縁)

                
                  カヌー漕ぎ 三岳飲み干す 夜の宴


【11月24日】    (漕行距離:20km)

 7:00 安房川を上がる。
        
            


 7:50 安房を漕ぎ出す。
               
                 黒潮の透き通りたり 屋久の海
         
                          屋久漕げば 遙か横たふ 種子島

 9:40 屋久島空港沖を通過。


11:40 宮之浦川を少し上り、上陸。
             
                   宮之浦 また仲間達 迎えくれ

     帰路の切符等の都合により、途中上陸あるいは宮之浦川溯りのメンバーも有り。
     さらには、宮之浦岳に登った強者もいた。残って温泉めぐりの風雅の人も。


         今回の遠征ツアーの幹事は、畑氏。お世話になりました。
         なお、上記の時刻は、驚異的記憶力の京谷氏メモによる。

       -------------------------------------------------------

             
      漕行前日、屋久杉前の面々。滅多にない整った集合写真なので、無断掲載させていただいた。
         (撮影者の森田叔宏氏を含めて総員10名。京谷メモによると平均年齢は55歳。)