獅子窟寺の谷と山を歩く−5        土生川 第@ルート


      東→南東→東と進む谷上り(「こだちの路」曲折点へ)。延長 : 1200m強。





京阪電車の私市キサイチ駅から東北東方向に進む。私市山手3丁目を土生ドジョウ川沿いに上り、川を歩道橋で渡って私市山手2丁目の川沿い南東端に着く。(土生川start地点)

ココから左写真のような土生川沿いの林道が始まる。


落ち葉の絨毯の上を自転車でサクサクサクと気持ちよく走る。
通る人はまず見掛けない。








左写真の中央左は石積の上を滝のように流れ落ちる土生川。





右写真は、土生川Bルートへの入り口。本ルートはコチラに入らずに右へ前進。(土生川start500m地点)





左写真、深い谷の斜面に付けられた道は狭くて怖い。自転車を押して歩いた。
コノ辺りは「谷奥狐谷」と言われるようだ。





右写真のように倒木のトンネルをくぐることもある。





左写真は、土生川Cルートの入り口。竹で通せんぼが作られている。(土生川start600m地点)





ここでも本ルートは右手の道を進む。(右写真)







岩もゴロゴロしているが、自転車で走ることができる。
「谷奥長原」とはうまいこと名付けたモノだ。






右写真は土生川Aの分岐点で、二つの谷筋の水の合流点(800m地点)。右の流れを遡れば、土生川Aルートに入る。本@ルートは左の流れを上がっていく。







道には大きな岩がゴロゴロしている。





右写真の正面左手に苔が一面に生えている緑のきれいな大岩が見える。ココで沢へ降りて登っていくと、左手方向に、土生川Dルート。(土生川start900m地点)

写真手前の岩と次の岩との間は飛び越えられるが、ロープも付いている。自転車はココまでだナ。



本ルートは右手(左岸側)に進む。


この辺りから登りが少しきつくなってくる。
「谷奥狸谷」に入ったようだ。


右写真には細い小さな滝が写っている。(真ん中下)


この滝の上の岩を渡る時に紫ピンクの小さな花が目に入った。
ナント、岩の上に根を張って椿が立っているではないか。
水分も養分も足りないだろう、葉っぱも少なく椿の木らしくないが、健気にも、それはそれはきれいな花を一輪つけていた。
自分以外に気が付く人もないかも知れないと思うと余計にきれいだった。(左写真中央左)

   『獅子窟の山中一輪寒つばき』








ロープが付けられているトコロも時々ある。



根っこを頼りに登っていく。







右写真の道の窪みを抜けると、本ルートの終点。





本ルートをとりまとめるにあたり、
交野古文化同好会の交野歴史健康ウォーク第53回「土生川の源流を訪ねる」を
大いに参考にさせていただきました。
ありがとうございました。