獅子窟寺の谷と山を歩く−8        土生川Cルート


   東→北と回る尾根上り(@途中600m地点から、獅子窟寺Aへ)。 延長 : 300m。






左写真、土生川@600m地点で左に入る。
土生川を渡ると、苔生した五輪塔が迎えてくれる。



【五輪卒都婆】
卒都婆の一つ。平安中期頃密教で創始された塔形で、石などで五つの部分につくったもの。方・円・三角・半月・団の五つの形を造り、それを、それぞれ地・水・火・風・空の五輪(五大)にあて、下から積みあげた形のもの。多くはその表面に五大の種子(しゅじ)、すなわち梵字を刻む。鎌倉期以後は各宗でも用い、堂宇の落成、仏像の開眼などの供養塔婆とし、また、碑ともした。五輪塔。  from Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shogakukan 1988






多分、この五輪塔は千年の時の移りを見てきたのだろうナ。












少し上っていくと左写真の平地があって、観音さまと、もう少し小さい(多分、古い)石仏?が何体か祀られている。ココはどうやら由緒のある場所で、三十三観音道の起点か終点かのような気がする。

右に進むと、観音道なのだろう、右写真の観音さまが佇んでおられた。











竹林を通って、岩の下の観音さまを拝む。




ずっーと進み、尾根道に出て左折する。
















本ルートの最後に八畳岩(はっちょういわ)の西側の岩に、観音さま(右写真)を確認して、八畳岩に登る。











獅子窟Aルートの中ほどに出て、ゴール。