若狭湾       常神半島 prologue (塩坂越シャクシ〜常神ツネガミ)


井戸端海議TO−BEさんから『若狭・常神』の素晴らしさをかねがね聞いていた。そして、ついに誘われて案内してもらった。確かに『常神』はよかった!
これを切っ掛けに、常神を中心に若狭の海を漕ぐことになった。


2002年4月28日(土)、塩坂越(シャクシ)の浜辺から出艇。


左写真は、私の4号艇、PE−480フジタ)の進水式。
TO−BEーさんからプレゼントされたシャンパンを一本飲ませてやった。

右は出艇前の記念写真。TO−BEさんの青いカサラノS (フェザークラフト)と私の赤いPE−480が並んでいる。






左写真、遊子に向かってゆっくりと漕ぐ。
前方には小川の崖崩れの跡が見える。この切り立った海岸線沿いに、道路を造るのは大変だったと思うナ。

右写真、小川の湾の中。前方は南に延びた岩礁の防波堤で、消波ブロックも積まれている。写真の左に小さな灯台がある。小川は天然の良港だ。






左写真、小川の湾の防波岩礁の根元あたりを通過する。

右写真、神子の沖合いで。御神島オンガミジマと、その右手に常神岬の山が映っている。なかなかイイ形だ。








左写真、赤い旗をなびかせて、御神島方向に漕ぎ進めるTO−BEさん。



           右写真、神子崎(ミコザキ)を通過。









左写真、常神岬の南端にあるこの島の洞窟は通り抜けができる。
TO−BEさんのお気に入りだ。
(洞窟に入るのは明日の楽しみにとっておくことにした。)





戻って、常神の湾内に入り、港に向かって漕ぐ。



右写真は、漁港の施設。







左写真の真ん中は、常神のお寺・東陽寺。
左手の青い屋根は、御神島を一周する「グラスボート」の乗り場。
船底のガラス越しに海中公園のきれいな魚などを見ることができる。


東陽寺の前、正面の浜に上陸、着艇。
TO−BEさんと一緒に、『若狭・常神』HP管理人のTsugenさんに挨拶に行く。
いろいろと親切にしていただいた。ありがとうございました。


本日の宿は、常神の民宿「美前屋ビゼンヤ」さんだ。
「強飯ゴウハン」というのは聞いたことがあるが、常神の晩餐は「強魚」であった。ぴくぴく動いている、今までに食ったことがない、うまい刺身なのだが、食っても食っても減らないのである。最後は無理矢理押し込む始末だった。ついに飯は食えなかった。 (常神の宿は、美前屋さんに決めたーっと!)


翌29日はさらに好天。


左写真、正面(南東方向)には蘇洞門ある内外海半島が見えている。常神の朝はきれいだった。


右写真、出艇前のTO−BEさん。
向こうの波打ち際には、Tsugenさんが待っておられる。






左写真、Tsugenさんに案内されて、朝の常神を漕ぐ。

右写真、Tsugenさんとはココでお別れ。









昨日入らなかった通り抜け洞窟に漕ぎ入れた。
左は、先に入ったTO−BEさんが洞窟の中から写した写真。

右は、洞窟から出てくるTO−BEさん。先には貫通している出口が見える。洞窟右手にも出口があった。まさに「洞窟島」である。







いよいよ、御神島を(反時計に)回り始める。
水が最高にきれいだ。











島の西側は結構シンドかったが、無事一周。


右写真の遠景には内外海半島、左の岩は御神島の南西端。





島を回り終えホッとして対岸の小さな浜辺で休憩していると、急にTO−BEさんが乗艇して、御神島へ漕ぎ出した。島の浜に3人のカヤッカーを見つけたのだ。
京都から来られたファルト艇の方々で、常神は初めてのご様子。しばし歓談の後、TO−BEさんは(ご自慢の)洞窟島へ案内した。



左写真は、Mr.and Mrs.Fukuhara。

右写真は、Mr.Kawasuji。

(またお会いできるとイイですね。)







左写真は、昨日出艇した塩坂越シャクシの海岸。上を走る道路からかなり降りているのだナァ。写真右手の浜に無事帰着。

右写真、ファルトを畳んで、常神の海を犬と一緒に見た。
帰りもTO−BEさんのクルマで送ってもらった。






今回、TO−BEさんに案内してもらって、『常神』 を初めて漕いだ。まさにカヤッカーのための贅沢な海であった。ありがとうございました。
このページの写真のうち、私が写っているのは、当然、TO−BEさんの撮影である。併せてお礼申し上げます。