能登          能登島周航45km

   2005年6月4日(土)〜5日(日)、クラブ・ザ・ファルト2005年6月例会で、5艇が能登島を一周した。 (マピオンの地図はコチラ
   本ページの写真のうち、(*)を付した計10点は京谷先輩から拝借しました。ありがとうございました。写りが違いますね。
   なお、本計画に先立つ下見サイクリングHPもあります。

【1日目】 漕航距離:13km


左写真(*)、和倉温泉・加賀屋の北の漁港スロープで艇を組み立てる。


右写真(*)、13時45分出艇。








左写真、曇天の中を漕ぐ。前方は、能登島大橋。


右写真、能登島大橋の島寄りをくぐる。








左写真、振り返ると、右端の橋桁の下に、加賀屋の建物が見える。


右写真、前方左手には、屏風崎の端っこが写っていて、遠方に見えるのは、3km先の宮崎。






左写真、宮崎を目指して漕ぎ進める。


右写真、宮崎の右手前方に寺島が写っている。








左写真、宮崎の手前の一本木鼻。
名前の通り、先端に一本木の幹だけが残っていた。


右写真、寺島のズッーと右手に黒く見えるのはコシキ島。
この方向から見ると、細長く、巨大な軍艦のようだ。






左写真、寺島と嫁島。


右写真、両島の間の遠景に、カラス島。








左写真、寺島とカラス島の間に、「ひょっこり温泉」のマリンパークが見えているはず。


右写真、右半分に延びているのは小泉崎。中央部左手の小さな丘に二穴城跡が残っている。






左写真、二穴のうちの、雄穴。


右写真、雄穴の右手やや下に雌穴。








左写真(*)、二穴を過ぎて、洋上休憩。


右写真、小泉崎。右端の出っ張りは七尾市・新崎だろう。
厚い雲がようやく薄まって、青空が見えるようになった。







左写真(*)、小泉先の灯台。
灯台へ陸路の道がないのだろう、桟橋が付いている。

右写真、七尾市・新崎の半地下式ガスタンク。
本年7月完成予定のLPガス七尾国家石油ガス備蓄基地完成予想図)だそうだ。
桟橋工事も途中だったようで、少し気になったので、写真を撮ったりしているうちに、本隊に遙か遅れてしまった。




左写真、本日の宿、日出ヶ島の漁港では、ユリカモメが呼んでいた。


右写真、本隊は視界から消えている。
追いかける気力体力がなく、慌てずに一人で上陸することにした。スミマセン。





左写真、日出ヶ島の漁港内。民宿・日の出荘は正面。
小口瀬戸まで漕ぎ進めてから、私を捜しながら戻ってきた皆さんを迎えて、ともかく風呂へ。


右写真(*)、本日海から上げた魚は流石に新鮮そのもので実にうまかった。




【2日目】 漕航距離:32km


左写真、7時出艇。
本日は30km超を漕がねばならない。


右写真、小口瀬戸の七尾市側、観音崎、観音島が見える。







左写真、小口瀬戸に向かう。
今日も曇天で6月の暑さがなく、しかも海は凪いでいる。


右写真、観音崎を見て、進路は北へ。







左写真、野崎漁港の防波堤の内側を進む。


右写真、前方に松島。








左写真、岩礁に囲まれ海草の茂っていた水域の前方2kmに、勝尾崎が見える。


右写真、振り返ると、観音崎がよく見える。







左写真、勝尾崎の手前の湾内で、老夫婦がなにやら捕っておられた。近づいて尋ねると、サザエとのこと。有難いことに、本日早朝の水揚げのほとんどを下さった。感謝感謝!


右写真(*)、F目エノメ漁港の赤灯台を見て港内へ。






左写真、港内南西のスロープに着艇。


右写真(*)、戴いたサザエを割って海水で洗って食った。








左写真、南方向には、観音崎が見え、手前には先ほどのサザエの老夫婦の小舟も見えた。


右写真、見晴らしのよい丘の上の嶽神社。「奉納・F目大敷」の文字があったが、やはりF目エノメは漁業の集落だ。





左写真、石段を下りて集落への道をチョットだけ進む。
石鳥居の裏側には、當摩彦太郎と大きく彫られていた。
(京谷さんが昨夜、民宿で聞いた話、当麻氏が島の豪族だったこととも符合する。)


右写真、F目から30分漕いで、大口瀬戸の入口。
右は能登半島側、左は祖母ヶ浦漁港の白灯台。





左写真、祖母ヶ浦バガウラ漁港の白灯台。


右写真(*)、祖母ヶ浦の田圃は青々としていた。
(1ヶ月前の下見の時には田植えだったのに。)







左写真、そわじ鼻の方にチョットだけ漕ぎ入れるが、イルカの姿らしきモノは見えなかった。


右写真(*)、西に進んで、水越島(画面左側)を目指す。







左写真、水越島の南のビーチに着艇。


右写真(*)、無人島には野の花が咲き乱れていたが、小用中に大分虫に刺されてしまった。







左写真、振り返った水越島。


右写真、左から、大島、水越島。右は祖母ヶ浦の辺り。








左写真、牧鼻を回って、細長い箱名入江を覗く。
海面は鏡のように凪いでいる。


右写真、進行方向。
画面中央まで能登島の北西部が薄く延びている。
(遠景は、能登半島の付け根部。)





左写真、東側を振り返る。右から、牧鼻、水越島、大島、能登半島。


右写真、鳥ヶ鼻方向。遊漁船が泊まっている。
時計は11:30。朝が早かったので、腹の虫が鳴る。






左写真、立ヶ鼻にスロープがあり、着艇する。
やっと見つけた昼飯の適地だったが、本隊ははるか沖合だ。


右写真、鴫島入江。大きな入江だ。







左写真、西へ漕ぐ。


水越島から竹鼻方向に一直線に漕いでいた本隊と出会い、
右写真、吉ヶ浦鼻の手前で上陸、昼食休憩。







左写真、弁当を食って再出発。


右写真、吉ヶ浦鼻。








左写真、ボロボロ鼻。


右写真、トガ崎から「ツインブリッジのと」が見えた。








左写真、ツインブリッジのと


右写真、ツインブリッジと猿島。







左写真、ツインブリッジを通過し、途中でもう1回休憩を取って、和倉温泉の漁港スロープに着艇。
艇をばらし、総湯で潮を抜き、サンダーバード44号(16:54発)に乗車。


本日も、厚い雲が紫外線と熱暑を防いでくれ、海もべた凪で、漕ぐには最高のコンディションだった。
好条件に恵まれて、本日、32kmを7時から14時半までの7時間半で漕いだ。
休憩も含めて、平均時速、4.2km。





目線の高さが海面上60cmの場合、地球の丸みから計算すると、水平線は、2.75km先になる。
  X=3.57sqrt(H)=3.57*(0.6)=3.57*0.77=2.75   (from ビワコダスHP
水平線までの距離が3kmもないとは!

今回の経験では(私の視力では)、1kmを越えると、べた凪でも僚船の視認が難しかった。
帰ってから眼鏡屋に行って度数を上げたので、もうチョット見えるかも知れない。