琵琶湖サイクリング 時計回り


【2回目】 近江今津駅〜安土駅    約110km

 実施日 : 2008年05月25日(日)〜26日(月)
 参加者 : 奥田丘、奥野浩司、西野久二郎、吉田 究  4名

【1日目】 走行距離:約55km

左写真、JR近江今津駅前を4台のBD-1でスタート。
9:30

湖岸沿いを走る。

右写真、マキノサニービーチの”湖のテラス”で休憩。
画面の右端が海津大崎。
途中で着けた雨具をココで取る。





左写真、ゲートの向こうに竹生島が写っている。


右写真、ゲートから北北西にに延びる道路。
空は大分明るくなってきた。

(奥琵琶湖トンネルを避けて、)海津大崎を回る。
大浦園地で休憩。
丸子船の館にチョット寄る。
永原駅前を通って、岩熊ヤノクマトンネル(西行き)の幅広の歩道を走る。

岩熊集落の真ん中の坂道を快適に下る。


旧塩津海道を通り、

左写真、塩津神社の拝殿。
雪対策のスカートが着いている。

右写真、本殿。



藤ヶ崎を通って、飯浦ハンノウラへ。



左写真、飯浦漁港の四阿で弁当を広げる。



右写真、手前の車の向こうにファルトの青い船体布がチョットだけ見えている。
今から艇を組んで漕ぎ出す若者の二人連れがいた。







左写真、本日一番のビューポイントからの眺め。
正面に竹生島。


右写真、賤ヶ岳の旧の隧道。誰にも会わなかった。


東に真っ直ぐ進み、北陸道、JRを横切る。
さらに木ノ本駅前から石畳の坂道を上る。




左写真、木之本地蔵院の本堂(地蔵堂)。



右写真、阿弥陀堂。








左写真、阿弥陀さま。



高時川を堰を見ながら渡り、石道シャクドウから川合の先まで、高時川を遡る。


右写真、川合の青い吊り橋。(下流から)





左写真、吊り橋のすぐ下流の赤いアーチ橋。
(上流から)


右写真、アーチ橋の下流で暫し休憩。
高時川は確かに魅力的な川だ。




小さな畑があった。


左写真、文目かな?



右写真、黄菖蒲かな?








左写真、ジャガイモの花もなかなかきれいモノだ。



右写真、立派な葱坊主。








左写真、富永橋の上流側。



右写真、下流側。



大河の風格がある。




左写真、雨森橋の上流側。



右写真、下流側。
ココにも堰がある!!!







左写真、雨森芳洲庵



右写真、、芳洲庵の前の水車。








左写真、芳洲庵



右写真、芳洲庵








左写真、天川命神社の大きな鳥居。



右写真、鳥居の左の大銀杏。



須賀谷温泉に泊まる。





【2日目】 走行距離:約55km

左写真、9:00に出発。


姉川を国友橋で渡り、国友集落へはいる。

右写真、国友鉄砲の里資料館を訪ねた。



南西に走って、湖岸へ。



左写真、湖岸の四阿で暫し休憩。
長浜のホテルが見える。


右写真、彦根方向。








左写真、歌碑
万葉の歌人、高市連黒人(たけちのむらじくろひと)が詠んだ歌らしい。



右写真、烏帽子岩
男岩・女岩の2つの岩が1つに重なっていることから別名『結びの岩』とも呼ばれるらしい。






左写真、ハマヒルガオの群生。 吉田教授曰く:ハマヒルガオは丁度この時季に咲く海浜植物。
琵琶湖で群生しているのはココだけではないか?



右写真、ホント満開だった。

日経夕刊2008/5/31「文学周遊」に琵琶湖畔に群生するハマヒルガオの夜明け前の写真が大きく掲載されていたが、花はみんな大分閉じていた。
やはり昼顔なのだ。





左写真、かんぽの宿・彦根のレストランで琵琶湖を眺めながらランチタイム。
松原の白砂青松がきれいだった。










左写真、和洋折衷の教会建築スミス記念堂が移築されていた。登録有形文化財(建造物)。



右写真、扉の上部には十字架と葡萄。
その下には、竹、梅の彫り物。







左写真、宗安寺の黒門。
宗安寺は朝鮮通信使・正使らの宿泊所になり、この黒門から牛肉などの食材が運び入れられたらしい。



右写真、宗安寺の赤門。
石田三成の佐和山城表門を移築したとのこと。






左写真、宗安寺本堂。



右写真、宗安寺で木村重成の首塚にお参りした。








左写真、右写真、芹川の榎の並木。


芹川は彦根城の築城に際し、三重の堀の南側を西進するように付け替えられ、北進してくる敵への第一防御線だった。
堤防工事では左岸側を低くし、洪水時には南側に水が溢れ、城を守るように造られた。
その後、左岸側の堤も嵩上げされた結果、樹齢300年の欅や榎が路面から随分低いところで枝分かれしている現在の樹相になったそうだ。
大樹の低いアーチが見事な木下闇を作り出していた。






左写真、芹川の左岸沿いの道を走り、旧中山道に出た。
中仙道の西側に石清水神社があった。
道向かいには「是より多賀みち」の道標があった。



右写真、高宮の大鳥居。
多賀大社一の鳥居で、柱間は8m、高さは11m。





左写真、芭蕉が縁あってココ小林家に一泊し、
『たのむぞよ寝酒なき夜の古紙子』と詠んだ。



右写真、庭にその古紙子を収めた塚がある。







左写真、円照寺。
中仙道高宮宿のほぼ中央に位置する。
明治天皇も泊まられたらしい。


右写真、立派な本殿が見える。







左写真、昔の小学校の建物が「先人を偲ぶ館」として残されていた。
ココの桜の下で暫し休憩。



右写真、豊郷小学校の旧校舎
なかなかの建築物だった。






左写真、愛知川宿の古い菓子屋「しろ平老舗」。
ココの「きんかん大福」はうまかった。きんかん大福




右写真、姫路菓子博に出展された”颯和太菓”。






左写真、五個荘近江商人屋敷


右写真、舟板塀と漆喰壁。

舟板塀とは、以前琵琶湖で使っていた舟板を、再利用して板塀にした物で、その組み合わされた線や面、釘跡が、壁面にほどよいアクセントを与えている。
from 『原風景を歩く』HP 「近江・五個荘町・―近江商人の屋敷町(3)―



JR安土駅16:22発の快速で帰宅した。電車は通学の生徒達で結構混んでいた。



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